ミルクティーと一口に言っても、様々な種類のミルクティーがあります。
中でもロイヤルミルクティーと呼ばれるミルクティーは、一般的なミルクティーと比べると濃厚でコクのある味が特徴なんです。
その濃厚な味や飲みごたえから、ミルクティーならロイヤルミルクティー派!という方も多くいます。
そんなロイヤルミルクティー。おうちで入れてみようとすると、どうやって入れたらいいのか?一般的なミルクティーとの違いも案外わからなかったりしませんか?
この記事では、誰でもおうちで簡単に入れられるロイヤルミルクティーの入れ方をご紹介します。
ロイヤルミルクティーはミルク多めのミルクティー
ミルクティーの一種である「ロイヤルミルクティー」は、一般的なミルクティーよりもミルクの割合が多いミルクティーです。
実はロイヤルミルクティーに明確な定義はなく、「ミルクの割合が5割かそれ以上」のものがロイヤルミルクティーと呼ばれる傾向があります。
ミルクの割合が多いことで、濃厚さやコクが出て飲みごたえのあるミルクティーになるんですよ
作る過程でも、茶葉を煮出したり牛乳を注ぐタイミングなど、一般的なティーウィズミルクとの違いもあるんですよ。
基本のミルクティー「ティーウィズミルク」の入れ方について詳しくはこちら↓
【実は日本生まれのロイヤルミルクティー】
その名前からイギリスなどヨーロッパ圏で生まれた飲み方と思われがちですが、実はロイヤルミルクティーは日本で生まれた飲み方です。
1965年頃、「リプトン本社直轄喫茶部 極東支店(2022年現在はリプトンティーハウス三条本店)」で「ロイヤルシリーズ」のメニューの一つとして提供されたのが始まりでした。
そこから人気に火が付き全国に広がっていきました。
ロイヤルミルクティー(ホット)の入れ方
【用意するもの】
- ティーポットとカップ
- 茶葉
- 牛乳
- 茶こし(ティーストレイナー)
- タイマー
- 手鍋
【分量(カップ2杯分)】
- お湯:150ml
- 茶葉:ティースプーン2.5杯(約4~6g)
- 牛乳:150ml
※砂糖を入れる場合、量はお好みで
こちらはあくまで目安なので、お湯と牛乳の配分はお好みで調整してみましょう。
牛乳多めだとコクのあるミルクティーに。紅茶多めだと紅茶の風味を感じられるアッサリめのミルクティーになりますよ
ロイヤルミルクティー(ホット)の入れ方①:お湯を沸かして茶葉を煮出す
まずは手鍋でお湯を沸かします。大きな泡がブクブクと出てきたぐらいが沸騰のベストタイミングです。
次に沸騰したら弱火にし、茶葉を入れて3分ほど火にかけます。ここで注意するのが茶葉を入れてからは沸騰させないこと。茶葉からエグみが出てしまうためです。
最初から牛乳を入れないのは、乾いた茶葉を牛乳に入れるとたんぱく質の「カゼイン」が茶葉をコーティングしてしまい茶葉から十分に成分が出なくなってしまうからなんです
ロイヤルミルクティー(ホット)の入れ方②:牛乳を入れて火にかける
3分たったら手鍋に牛乳を注ぎます。
ここでも沸騰しないように気をつけましょう。牛乳を沸騰させると、牛乳の匂いが強くなり紅茶の香りを邪魔してしまうんです。
なので、沸騰直前に細かい泡が表面にでてきたら火を止めましょう。
紅茶に牛乳を最後に注ぐティーウィズミルクと違って、ロイヤルミルクティーは入れる過程で牛乳を注ぐんですよ
ロイヤルミルクティー(ホット)の入れ方③:茶こしで漉しながらカップに注ぐ
火を止めたら、冷めないうちに茶こしで漉しながらカップに注ぎます。複数杯入れる時など量が多い時は、ティーポットに注いでからカップに注ぎましょう。
手鍋で入れる分、一度に複数杯入れやすいのもロイヤルミルクティーの長所でもありますよ。
カップに注いだら完成です。お好みで砂糖なども入れましょう。
ロイヤルミルクティー(アイス)の入れ方
ロイヤルミルクティーはホットで飲んでもおいしいですが、アイスでスッキリ飲むのもおいしいです。
暑い夏の午後にもぴったりですよ~・・・冬の暖房が効いた部屋でもアリですが(笑)
そんな、夏にも冬でもおすすめのアイスロイヤルミルクティーの入れ方をご紹介します。
ロイヤルミルクティー(アイス)の入れ方①:紅茶を濃いめに入れる
まず、ホットの入れ方①の入れ方で紅茶を入れますが、この時ホットよりも濃いめに入れます。茶葉の量の目安はホットで入れる時の1.5~2倍です。
紅茶と牛乳の分量は、ホットの分量を目安に調整してみてください
また砂糖を入れる場合は、牛乳に注ぐ前の紅茶が熱いうちに入れましょう。冷えたときに入れると砂糖が溶けにくいからです。
ロイヤルミルクティー(アイス)の入れ方②:氷を入れたグラスに牛乳を注ぐ
紅茶の準備が出来たらグラスに氷を多めに入れ、次に牛乳を注ぎましょう。
そして牛乳を注いだら後は紅茶を注いで完成です。
もし毎日など頻繁に飲む場合は、上記の紅茶を作り置きしておけば牛乳と割るだけでロイヤルミルクティーがいつでも飲めるのでおすすめですよ~
まとめ
- ロイヤルミルクティーはミルクの割合が5割かそれ以上のミルクティーのことで、日本生まれ
- ロイヤルミルクティーは手鍋で紅茶を入れたあとに牛乳を注いで軽く火にかけて入れる
- アイスで入れる場合は、紅茶を濃いめに入れて氷を入れたグラスに牛乳→紅茶の順に注ぐ
名前に高級感やヨーロッパな雰囲気がありますが、意外と日本生まれなロイヤルミルクティー。
半分以上がミルクのため、濃厚でコクのある味わいが楽しめ、また多い量を作りやすい・アイスは紅茶液を作り置きすればいつでも飲めるメリットもあります。
季節などを問わずいつでも飲め、家にあるもので誰でも簡単に入れられる点もロイヤルミルクティーの魅力ですね。
もしミルク多めのミルクティーが好きな方は、ロイヤルミルクティーを入れてみてはいかがでしょうか。
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