おいしい紅茶の入れ方【リーフティー編】おうちでも簡単にできる?

紅茶の入れ方【リーフティー編】のアイキャッチ画像 おいしい紅茶の入れ方
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紅茶に興味が出てくるとおうちで茶葉から入れてみたくなったり、どうせならおいしく入れたいと思う方もいるでしょう。

ですがおうちで入れるとなると、どう入れたらいいのか?おいしく入れるにはどうしたらいいのか?悩んでしまいますよね。

そんなお悩みの方はご安心を。実はおいしい紅茶を入れるのはそんなに難しくはありません。入れ方のポイントを押さえれば、誰でもおいしく入れることができます。

では、おうちでおいしい紅茶を飲むにはどんな入れ方をしたらいいのでしょうか?

この記事では、おうちでも簡単にできるおいしい紅茶の入れ方をご紹介します。

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リーフティーでおいしい紅茶を入れるには?

瓶に入った茶葉の画像

まずリーフティーについて。リーフティーとは茶葉の状態の紅茶のことです。

ティーバッグと違い計量や片付けの手間がありますが

  • 自分の好みに調整しやすい
  • 茶葉の成分が出やすい

などのメリットもあり「紅茶の味を一番味わえるのはリーフティー」と言われています。

さち
さち

とは言ってもティーバッグが劣るというわけではありませんよ!抽出されやすい工夫もされていてお手軽さでは軍配が上がります!

ただ計量や調整と聞くと、上手くできるかな?難しくないかな?と感じてしまうかもしれませんが、実は紅茶を入れるのはそんなに難しくはありません

さらに初めてでも、ポイントを押さえればおいしく入れることもできるんです。

ポイントその①:紅茶を入れるのに必要な道具

紅茶を入れる道具ですが最初から色々そろえる必要はありません。最低限そろえる道具は主に下記の5つ

  • 茶葉を量るティースプーンやスケール(計量器)
  • お湯を沸かすやかんや手鍋
  • 茶葉を漉すティーストレイナー(茶こし)
  • 紅茶を入れるティーポット
  • 抽出時間を計るタイマー
さち
さち

紅茶初心者の方ならこれだけそろえれば大丈夫です。元々家にあるものを使ってもいいですよ

紅茶の道具についてはこちらも参考にしてみてください↓

ポイントその②:ゴールデンルール

紅茶には「ゴールデンルール」と呼ばれる5つのルールがあります。

このゴールデンルールは現代でも正統な入れ方として伝わっていて、初心者の方でも簡単にできるいわば「紅茶をおいしく入れるコツ」です。

【5つのゴールデンルール】

  • 新鮮で保存状態の良い茶葉を使う
    購入後開封したら2〜3か月以内に、開封前でも1~2年以内のものを使い、茶葉の保存は密閉できる容器や袋に入れ高温多湿を避けた冷暗所で保存する
  • ティーポットを温める
    紅茶の温度が下がらないよう事前に湯通ししてティーポットを温めておく。カップも同様
  • 茶葉の分量を量る
    茶葉のサイズごとにティースプーンやスケールで量る
  • 空気を含んだ沸騰したてのお湯を使う
    紅茶の水は汲みたての空気を含んだ水を使い沸騰したてのお湯で入れる
  • 茶葉をしっかり蒸らす
    茶葉のサイズごとの時間を計り蒸らして成分を抽出させる

このルールを抑えて入れればおいしく入れられ、またこのルールから自分の好みの味を探してもいいでしょう。

ゴールデンルールについて詳しくはこちら↓

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ティーポットの入れ方

白いティーカップに紅茶を注いでいる画像

最初はティーポットでの入れ方をご紹介します。ティーポットは紅茶の基本の入れ方です。

さち
さち

紅茶を入れると聞いたらやっぱりティーポットを連想しますよね

まずはこの基本のティーポットから解説します。

ティーポットの入れ方その①:お湯を沸かす

最初にやかんか手鍋でお湯を沸かします。どちらでも構いませんがお湯の沸騰具合を確認しながら作業をしましょう。お湯の量の目安は1杯分約150~160㎖です。

またお湯を沸かす時もコツがあり

  • 水を強火にかける
  • 大きな泡がボコボコとなってはじけ出したら火を止める
  • 冷めないうちに(80度を下回らないように)すぐティーポットに注ぐ

この沸かし方だとお湯の中に空気が含まれるので、ジャンピングが起こりやすくなります。ただし沸かしすぎると逆に空気が抜けてしまうのでご注意を

おいしい紅茶のワンポイント:ジャンピングとは?

紅茶はティーポットにお湯を入れたとき上下運動する「ジャンピング」が重要です。ジャンピングが起こると茶葉から十分成分が抽出されるので、おいしく入れることができます

ジャンピングを上手く起こすには空気を含んだ水を使う必要がありますが、初心者の方は勢いよく出して汲んだ水道水がおすすめです。

こちらの記事も参考にしてみてください↓

ティーポットの入れ方その②:ティーポットを温める

まずはティーポットを温めます、温め方は基本湯通しでOKです。ティーカップも同様に温めておきましょう。

さち
さち

湯通しのお湯は温めた後捨てるので、電気ポットなど汲み置きのお湯でもいいですよ

ティーポットの入れ方その③:茶葉をティーポットに入れる

次に温めたティーポットに茶葉を入れます

茶葉は1杯分だとティースプーン約1杯分(2~3g)ですが、茶葉のサイズによって1杯分のグラムが変わってくるので

  • 1cm程の茶葉(OP):ティースプーン大盛1杯(3~4g)
  • 2~3mm程の茶葉(BOP):ティースプーン中盛1杯(2~3g)
  • さらに小さい茶葉(BOPF):ティースプーン小盛1杯(2g)

事前にサイズを確認してティーポットに入れましょう。

ティーポットの入れ方その④:沸騰したお湯をティーポットに注いで蒸らす

ここからはスピーディーに進めていきましょう。まず沸騰したお湯を冷めないうちにティーポットに注ぎます

そしてすぐに蓋をしてタイマーをセットします。紅茶が冷めるのを防ぎ、蒸らし時間を計るためです。

【蒸らし時間の目安】

  • 1cm程の茶葉(OP):3~5分
  • 2~3mm程の茶葉(BOP):2~3分
  • さらに小さい茶葉(BOPF):2分

この蒸らしているときにジャンピングが起こるので、短いと紅茶の成分が十分抽出されず、長いと抽出されすぎてしまいます。

そのため蒸らし時間を計る必要がありますが、この時間はあくまで目安。お好みによって長くしたり逆に短くしてもいいでしょう。

ティーポットの入れ方その⑤:ティーカップまたはサーブ用ポットに注ぐ

最後に蒸らし終わった紅茶を茶こしで漉しながらティーカップに注ぎましょう。複数で飲む場合は紅茶の味を均一にするためにティーカップに少しずつ回し入れます

そして紅茶の最後の一滴は「ゴールデンドロップ」といい、紅茶のうま味が凝縮されています。なので最後の一滴まで注ぎ切りましょう。

一度で飲み切らないときはサーブ用ポットに入れる

もし紅茶を複数杯分入れていて一度に飲み切らない場合、そのままだと紅茶の成分が抽出されすぎてしまい、紅茶の味が濃くなり風味も損なわれてしまいます

それを防ぐためにサーブ用ポットに入れて抽出し過ぎないようにしましょう

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手鍋の入れ方

ホーロー鍋の画像

ティーポットではなく手鍋で入れる紅茶は

  • 沸騰や抽出の具合を確認しやすい
  • 一度に大量の紅茶を手早く入れられる

といったメリットがあります。喫茶店などでも重宝されている入れ方です。

さち
さち

手鍋は蓋つきのものを用意しましょう。材質は保温性の高いホーローなどがおすすめです

ちなみに沸かし方や茶葉の分量、事前にティーポットを温めておくのは、ティーポットの入れ方と同じです。

手鍋の入れ方その①:お湯を沸かして茶葉を入れる

まず事前に必要な茶葉の量を量って用意しておきます

そして、手鍋でお湯を沸かし沸騰したら火を消して茶葉を入れましょう。この時まんべんなく広がるよう茶葉を入れます

さち
さち

お湯が沸いてからの作業はスピーディーに行いましょう!

手鍋の入れ方その②:蓋をして蒸らす

茶葉を手鍋に入れた後は蓋をして蒸らします。蒸らし時間は先ほど解説した時間と同じく茶葉や好みで時間を決めましょう。

ここで手鍋の場合、最初は浮いていた茶葉も時間が経つと沈んでいくので軽くかき混ぜます

この時注意するのが、かき混ぜすぎてしまうと渋味やえぐみが出てしまうのでかき混ぜすぎないようごくごく軽く混ぜるよう心がけましょう。

手鍋の入れ方その③:漉しながら紅茶を注ぐ

蒸らし終わったら紅茶をティーカップまたはサーブ用ポットに注ぎます

少量であればティーカップに直接注いでも良いですが、注ぎにくかったり量が多かったりする場合はサーブ用ポットに注ぎましょう。

まとめ

  • リーフティーとは茶葉の状態の紅茶のことで、好みで調整しやすい茶葉の成分が出やすいなどのメリットがある
  • 紅茶を入れる道具は【ティースプーンやスケール】【やかんや手鍋】【茶こし】【ティーポット】【タイマー】などがあれば良い
  • 紅茶のゴールデンルールはいわばおいしく入れるコツ
  • リーフティーはティーポットや手鍋で入れられる

リーフティーは紅茶の味を一番味わえると言われていて、紅茶を本格的に入れると聞くとリーフティーを想像する方も多いのではないでしょうか。

本格的と聞くと少し敷居が高く感じるかもしれませんが、初心者の方こそリーフティーで入れることをおすすめしたいです。

リーフティーは好みで調整しやすく茶葉の風味が出やすいことから、自分好みの入れ方を見つけやすいのではと思います。

それに初心者の方でもポイントを押さえれば、簡単においしく入れることもできるので、是非チャレンジしてみてください。

慣れてきたらさらに道具を揃えたり、茶葉や時間を調整したりして自分好みの味を探しても良いですね。

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